ドリフトのやり方とセッティング・4WD編
まず、必要ないかもしれませんがドリフトについて簡単に説明します。
ドリフトは、もともとラリー競技で速くコーナーを駆け抜ける為に生まれたドライビングテクニックで、現在でもWRCなどのラリーレースで用いられる技術です。
リアタイヤを意図的にスライドさせて素早く車の向きを変えて少しでも速くコーナーを脱出するための速く走るためのテクニックです。
ただしここでは、ダートを速く走るためというよりも、白煙が上がって迫力がある”魅せるドリフト”の方法とセッティング・練習場所や練習法について解説していきます。
個人的にはグランツーリスモ7でドリフトする場合は4WDが圧倒的に簡単なのでオススメです!
これを覚えれば楽しくドリフトできます!
※コントローラーはプレイステーション4のDualshock4を使用しています。
ドリフトセッティング
セッティングについてですが、足回りなどはグリップ走行時と同じでも問題ありません。
駆動系(LSD・前後駆動力配分)のセッティング次第でグリップからドリフト車に早変わりします!
ここで重要なのは、
- タイヤ
- フルカスタマイズLSD
- 前後駆動力配分
- 前後重量バランス
- ドリフト用サイドブレーキ
- ステアリング・アングルアダプター
の6点です。
1つずつ解説していきます。
タイヤ
ドリフトはリアタイヤをすべらせることが出来ないと始まらないので、グリップ力の高いレーシングタイヤを使うことはほぼありません。
使う車両の馬力にもよりますが、スポーツタイヤのハード・ミディアム・ソフトのどれかを使うのが良いです。パワーのある車ほど柔らかいグリップのあるタイヤを。逆にパワーが少ない車は固くグリップしにくいタイヤを選びます。
※ここで注意しておきたいのは、前後で違うタイヤを履かせたりすると逆にドリフトしにくくなったりする場合があるので注意して下さい。
参考までにですが、421馬力のトヨタ・GRヤリスだとスポーツタイヤのソフトを使用します。777馬力のランボルギーニ・アヴェンタドールだとレーシングタイヤ・ハードを使用します。
このように車によってタイヤは変わってくるので上記の2台を参考に調整するといいかもしれません。
フルカスタマイズLSD
LSDは実車でもマストのパーツですが、バーチャルでもドリフトには必須パーツなので必ず取り付けて下さい。
セットについては何もいじらず、デフォルトのままで問題ありませんがオーバーステアが強すぎたり、アクセルを開けすぎる傾向にある時は数値を小さくしてください。
それで多少安定感が増すはずです。
前後駆動力配分
これも車によって、または人によって扱いやすい配分が違ってきます。
先程あげた車の例でいうと、GRヤリスは40:60。アヴェンタドールは5:95が扱いやすいです。
あまりフロントのトルクが強いとカウンターが当てにくかったりするので、リアに寄せたほうがFRらしい操作性になります。
意外と言ってはなんですが、ここの数値が決まればアクセル全開の大迫力ドリフトをお楽しみいただけます!
この記事では更にドリフトしやすくなるDualshock4のセッティング方法について紹介しています。
前後重量バランス
意外と見落としがちなのですが、前後の重量バランスを変えるだけで劇的にドリフトしやすいマシンに変化します。
エンジンが前にある車(FR)なら少しフロントが重め(55:45~50:50)に、リアにエンジンがある車(MR・RR)ならややリアよりの重量バランス(45:55~50:50)にすると良いです。
※調整するときはバラストとバラスト搭載位置を調整して下さい。
ドリフト用サイドブレーキ
セッティングと言うより必ず付けたいチューニングパーツです。ノーマルのサイドブレーキだと効きが弱すぎるので、付けるのと付けないのとでは雲泥の差があります。必須です!
サイドブレーキのトルクを調整できますが、数値を変更する必要はなくデフォルトで構いません。
ステアリング・アングルアダプター
サイドブレーキ同様、必ず付けたいチューニングパーツです。
これを付けるだけで、
ドリフトが安定する!
と言ってもいいくらい重要なパーツです!
初心者がドリフトをする時に一番多いミスはアクセルを開けすぎてのオーバーステア(スピン)です。そこでこのアダプターが活躍してくれます。
このパーツはタイヤの切れ角を増やしてくれるので大きくカウンターが当ててスピンを回避しやすくなります。
ただ、万能ではないのでスピードが高すぎたりリアが出過ぎたりすると当然スピンしやすくなります。
注意しましょう。
ドリフトの方法
簡単に説明すると
減速→ステアリング操作→サイドブレーキ→リアがスライドしたらアクセル操作
といった感じになります。
4WDの場合はアクセルは基本全開でコントロールはステアリング操作で行います。
弱気になってアクセルを弱めてしまうとタイヤがグリップしてしまうので注意して下さい。
超初心者向けドリフト練習法
これが難しい場合は、富士スピードウェイの最終コーナーの外側や、レッドブル・リンクの第一コーナーのエスケープゾーンなど広い場所を探してアクセル全開でとにかく車をスピンさせましょう!
そうしていると、どれくらいのアクセル開度でステアリングをどれだけ切ったらスピンしないか。
が、だんだんと分かってきます。
ドリフトは練習を数多くこなすしかありません。沢山練習して感覚を掴むことがドリフトをするための近道です。
少しできるようになった人向けドリフト練習場所
そこそこ出来るようになった方は、スイスのディープ・フォレスト・レースウェイで練習します。
あくまで独断的ですが、デープフォレストはドリフトの練習にもってこいなコースです。
明確な理由は分かりませんが、コーナーのr(半径)の具合が丁度良かったり、連続したコーナーやヘアピンなどバラエティに富んだコーナーがあるのが理由かもしれません。
舗装路での4WDのドリフトを身につけると自然とダートも速く走れるようになります。
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JAF
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