燃費は、車の運転において非常に重要な要素です。ガソリン代の節約だけでなく、タイヤやブレーキパッソなどの消耗品の寿命をのばす事にもつながります。
政府の補助金が順次縮小されるためガソリン価格の高騰や懸念されており、暫定税率廃止によるガソリン価格の値下げの話もありますが未だ定かではありません。
ここでは、燃費を改善するための具体的なテクニックを解説していきます。
テクニックと言っても誰でも出来ることなので実践していきましょう!
タイヤの空気圧を適正に保つ
タイヤの空気圧が適正でないと、転がり抵抗が増加し、燃費が悪化します。定期的に空気圧をチェックし、メーカー推奨の値に調整することが重要です。空気圧が低いとタイヤの摩耗も早まり、さらに燃費に影響を与えます。
最低でも月に1回、できれば2週間に1回位はタイヤの空気圧を確認しましょう。
タイヤの適正空気圧は車のドアを開けたところにステッカーなどがあるはずなので確認しておきましょう
ガソリンスタンドなどでスタッフに言えば入れてもらえますが、電動空気入れを持っておくといつでも自宅で空気圧を適正に保つことが出来るのでオススメです。下記参考リンクで紹介している電動空気入れがオススメです。
早めのアクセルオフ
走行時にアクセルを早めに離すことで、エンジンブレーキを利用しながら速度を減衰させることができます。これにより、燃料消費を抑えることが可能です。特に下り坂や信号の前などで効果的です。
レースの世界では「リフト・アンド・コースト」と呼ばれ早く走りながらもタイムロスを最小限にして燃料をマネジメントするテクニックとして知られています。
これを実践するためには、まわりや遠くの交通状況や信号を早めに確認しておく必要があります。
MT車の場合はニュートラルにするのではなく、ギアは入れたままにしておくとフューエルカットするので燃料を消費することなく惰性で走ることが出来ます。
ニュートラルに入れた場合はギアを入れてエンジンブレーキを効かせている場合に比べてアイドリング分の燃料を消費してしまいます。
フューエルカットとは事故などが起きた時に車両火災が起きにくいようにする為のシステムです。
ブレーキを踏む回数を減らす
一つ上の項目「早めのアクセルオフ」につながる話です。
ブレーキを踏むたびに一旦加速したエネルギーが無駄になります。できるだけブレーキを使用せず、先を見越した運転を行うことで、燃費向上につながります。また、ブレーキパッドの寿命も延ばす効果があります。
簡単にいうと、せっかくガソリンを使って得たスピードをブレーキを踏むことによって無駄にしてしまう回数を出来るだけ減らせば必然的に燃費が向上するという話です。
急加速しない
急加速は燃料消費を急激に増加させます。ゆっくりと加速することで燃料効率が良くなります。特に市街地での運転では、急ぐことがなくても急加速を避けるように心掛けましょう。
ただし、遅すぎる加速は周りの迷惑になってあおり運転を誘発してしまうし、かえって燃費が悪化する可能性もあるので適度な加速をするといいですね。
重たい荷物を乗せておかない
車に重たい荷物を積むことは、燃費を悪化させる大きな要因の一つです。余分な荷物は取り除き、必要最低限の荷物だけを乗せるようにしましょう。特に長距離運転の際、このテクニックは効果的です。
これに近い話で、ガソリンは満タンにせずに半分くらい入れてこまめに給油したほうが燃費が良くなるという話がありますが、ガソリンは比重が約0.7程度なのでガソリンタンクの容量が30L程度の軽自動車だと満タンにしてもガソリンの重さは20kgほど、車両重量が2トン以上あるTOYOTAのミニバン「アルファード」のハイブリッド車でも容量が60Lなので42kg程度にしかなりません。
そのため、こまめにガソリンを給油する意味はほとんど無いというのが最近の常識です。
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誤った常識
夏場のエアコン(冷房)は燃費を悪化させますが、ガソリン車やディーゼル車は暖房を使用してもほとんど燃費に影響しません。
これはエンジンの熱を利用しているためで、電気自動車(EV)やハイブリッド車では暖房でも燃費が悪化します。
まとめ
これらのテクニックを実践することで、燃費は劇的に改善されるだけでなく、運転がより安全で快適になることでしょう。燃費を考慮した運転は、経済的にも環境的にも大きなメリットがあります。今日から実践して、より効率的なドライブを楽しんでください。
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