初心者向け視点別のメリット・デメリット
グランツーリスモ7には車をドライブする際に使用できる視点が下記の4つあります。
- ドライバー視点(コックピットビュー)
- 全画面(フルスクリーンビュー)
- オンボードビュー(ボンネットビュー)
- チェイスビュー(車の後方から視点)
どの視点も一長一短、メリット・デメリットがあります。
ここでは初心者の方が速く走るためには、どれを選んだら良いのかを解説したいと思います。
ドライバー視点(コックピットビュー)
文字通り運転手目線で実際に運転しているかのような視点です。車内からの視点でステアリング操作の様子が分かるようになっています。ハンコンではあまりこの視点は使われません。
【メリット】
- リアルな運転体験が出来る点
- 情報表示をオフにしてもタコメーターや速度計が見られる
- ハンドルがどれだけ切られているかが見える
【デメリット】
- 実車と同じく死角ができる
- 車によっては運転しにくい
まず、リアルな運転体験が出来るメリットについてですが、実際に運転席でステアリングを握っていてシミュレーターのようなイメージです。
次に情報表示です。情報表示があると何かと便利ですが、ゲーム感が強く出てしまいます。フューエルマップやトラクションコントロールの設定などがレース中に必要な場合もありますが、不要な場合は消しておくとよりリアルな運転体験が可能です。
ハンドルがどれだけ切られているか見える。これは意外と重要です。ハンコンを使用していれば別ですが、この視点以外ではステアリングのキレ角は見れません。※Gセンサーのようなものはありますが、見にくいです。
全画面(フルスクリーンビュー)
全画面視点で車も全く写っていません。ハンコン使用時はこの画面を使われることが多いです。
【メリット】
- 視界が広く開放的
- 前方の死角が無く走行ラインが分かりやすい
【デメリット】
- 車幅感覚がつかみにくい
- 視点が低いのでサーキットによってはコースが見にくい
完全に全画面で、車の一部すら写っていないので開放的で見渡しが良く走行ラインが見やすいです。
しかし、どこまでが車体か分かりにくいので、縁石なら良いですが壁とかだとどれくらい寄せたら良いのか少し分かりにくいです。
視点が低く、コースとコース外の分け目が分かりにくいサーキットでは境の区別が付きにくい場合があります。(遠くを見渡すのには不向き)
オンボードビュー(屋根上視点)
車の屋根からのカメラ映像で、屋根の一部・フロントガラス・ボンネットが見えてる状態の視点。
ドライバー視点カメラと共にSTORM RACING推奨の視点です。
【メリット】
- 見通しの良さ
- 車幅が分かりやすい
【デメリット】
- サイドとリアの確認ができない
STORM RACINGでは1番この視点の動画が上がってるかもしれません。
メリットを2つしか上げてませんが、この2つのメリットがかなり大きいです。
まず、見通しの良さを上げましたが、全画面視点とは違う見通しの良さがあり、遠くまで見渡せるので次のコーナーの確認が早めにできます。
初心者の方にありがちなのですが、自分が通っているコーナーに集中しすぎて、先のコーナーを確認できていない方が多いように感じます。
先のコーナーを確認できるようになれば、ステアリング操作やブレーキ操作の遅れを無くすことができ、結果速さに繋がります。
次に、車幅が分かりやすい点です。頭文字Dの藤原拓海ではありませんが、タイヤが通る道が見えるので壁に寄せたり、オーバーテイクする際に狭いところにでも車体をねじ込んでいけます。
実は、この視点にするだけでタイムアップも望めます。
デメリットはリアとサイドの確認ができないので、グランツーリスモのAIは譲ってくれないことも多く、レース中にリアを押されてスピンしてしまうこともあります。
デメリット解消には、運転中にリアビューボタンを使用する必要があります。
単走の時はこのデメリットは無くなります。
チェイスビュー(車の後方から視点)
車を完全に後方から俯瞰で見ている状態の視点。初心者や子供さんに多い視点かもしれません。
【メリット】
- 車の周りの状況が確認できる
- 全視点の中で視野が一番広い
【デメリット】
- 運転してる感がない
視野が広く、他の車に横に並ばれた時に分かりやすいのは、この視点だけです。ただ、メリットよりデメリットのほうが大きいので出来たらこの視点は止めたほうが良いです。
他の視点は多少の違いはありますが、運転席に近く「運転してる感」がありますが、この視点は運転席と離れているので「運転してる感」が全くありません。ステアリング操作やブレーキのタイミングも分かりにくいです。
視点はセッティング同様、人それぞれ使いやすい・使いにくい場合があり、一概には言えないかもしれません。
自分に合った、もしくは慣れている視点を使いましょう。
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