やってませんか？車の運転が下手な人の特徴・苦手な人の特徴

運転が下手な人の特徴

運転が下手な人には、いくつかの共通点があります。これらの特徴を知っておけば、危険な運転を回避することができます。

また、自分自身にも当てはまるかどうかチェックしてみましょう。

まっすぐ走れない

まず、運転が下手な人は、まっすぐ走れません。通行帯内だとしてもフラフラ走るのはあまり良くない運転だと言えます。

これは、ハンドル操作に慣れていないか、注意力が散漫になっているかのどちらかです。

ハンドル操作は練習すれば上達しますが、注意力は集中力や疲労度によって変わります。運転中は常に周囲の状況に気を配りましょう。

エンブレが使えない

常にアクセルかブレーキを踏んでいないといけない運転をする人がいるようです。

例えば、普通の人なら先の信号が赤だったらアクセルを離してエンジンブレーキを使ってスピードを落としますが、それが出来ない人は直前までアクセルを踏んですぐブレーキを掛けるという運転をします。

そうすると燃費も悪くなりますし、実は渋滞の原因にもなるのでエンジンブレーキは覚えましょう。

AT、MTに限らず自動車教習所でもエンジンブレーキは習うはずです。

停止線で止まれない(超える・だいぶ手前で停まる)

次に、運転が下手な人は、停止線で止まれません。

停止線を越えてしまったり、逆に遠すぎたりして、交通の流れを妨げたりします。これは、ブレーキ操作に慣れていないか、距離感が鈍くなっているかのどちらかです。

ブレーキ操作も練習すれば上達しますが、距離感は視力や視野によって変わります。運転中は常に目の前の道路に注目しましょう。

また、交差点等進入禁止違反などになる可能性があるので注意が必要です。

停止線を越えて停車すると、以下の危険があります。

停止線の位置をしっかりと確認し、安全に停車することが大切です。

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無駄にブレーキを踏む回数が多い

運転が上手な人であれば、車間距離を適切に保ち、周囲の状況を把握して予測運転をすることができます。そのため、ブレーキを踏む必要が少ないのです。

一方、運転が下手な人は、車間距離が狭かったり、周囲の状況を把握できていなかったりして、急にブレーキを踏むことがあります。

また、ブレーキを踏むタイミングや力加減がうまくできず、急ブレーキやガクンブレーキをしてしまうこともあります。

ブレーキを踏む回数が多いと、燃費が悪くなるだけでなく、後続車に迷惑をかけたり、事故につながったりする危険性があります。運転が上手になるためには、ブレーキを踏む回数を減らすことも重要なポイントです。

運転が上手くなるためには、以下の点に注意しましょう。

また、運転の練習を積むことも大切です。運転の練習をすることで、車の操作や周囲の状況の把握に慣れ、予測運転ができるようになるでしょう。

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サンキューハザードをマナーだと思っている

運転が下手な人は、サンキューハザードをマナーだと思っている人が多いようです。

合流時に前に入れてもらったお礼としてハザードランプを点滅させて、感謝の意思を示そうとします。

しかし、これは危険な行為です。ハザードランプは非常時や故障時に使用するものであり、通常の走行中に使用すると混乱を招きます。

サンキューハザードは事故を誘発させる可能性があるので、絶対にやめましょう。

相手が止まってくれると思って出てくる

運転が下手な人は、相手が止まってくれると思って脇道や商業施設の駐車場などから合流道路に急に飛び出してきます。

これで怖い思いをした人も多いのではないのでしょうか？

こういう人は左右を確認しない。もしくは、確認して車が来てるのが分かっているのに「止まってくれるだろう」という甘い考えで出てきます。

脇道や商業施設の駐車場などから本線に合流する場合は左右を確認し余裕を持って合流するようにしましょう。

あおりハンドル(あおり左折)

あおりハンドル(あおり左折)とは、交差点で左折する際に、進行方向とは逆にハンドルを切って、車体を右側に膨らませながら曲がる行為です。

この行為は、周囲の車両や歩行者、自転車にとって予期せぬ動きであり、接触事故や巻き込み事故を引き起こす危険性があります。また、周囲のドライバーに威嚇や嫌がらせを目的として行われる場合もあります。

第六節　交差点における通行方法等 （左折又は右折） 第三十四条　車両は、左折するときは、あらかじめその前からできる限り道路の左側端に寄り、かつ、できる限り道路の左側端に沿つて（道路標識等により通行すべき部分が指定されているときは、その指定された部分を通行して）徐行しなければならない。

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煽りハンドルは、交通事故やトラブルの原因となる危険な行為です。周囲の安全に配慮した運転を心がけましょう。

すぐクラクションを鳴らす

むやみにクラクションを鳴らすのは、道路交通法第54条第2項の「警音器使用制限違反」にあたります。

同条第2項では、「車両等の運転者は、法令の規定により警音器を鳴らさなければならないこととされている場合を除き、警音器を鳴らしてはならない。ただし、危険を防止するためやむを得ないときは、この限りでない。」と規定されています。

つまり、クラクションを鳴らすのは、法令で定められた場合か、危険を防止するためにやむを得ない場合のみに限られます。

むやみにクラクションを鳴らすと、車両を問わず3,000円の反則金が科せられます。

主な例としては、以下のようなものが挙げられます。

これらの行為は、いずれも危険を防止するためにやむを得ない状況には該当しません。そのため、むやみにクラクションを鳴らす行為は、違反となる可能性があります。

クラクションは、危険を防止するための警報器として使用されるべきものです。むやみに鳴らすと、交通の妨げや騒音公害の原因となり、事故につながる恐れもあります。適切なタイミングで正しく使用するようにしましょう。

ウインカーを知らない

車線変更や右左折でウインカーを上げないのは、道路交通法第53条の「合図不履行違反」に該当します。合図不履行違反は、違反点数1点と反則金6000円（普通車）が科せられます。

道路交通法では、左折・右折・転回は30ｍ手前、進路変更は3秒前に方向指示器（ウインカー）を出すことが定められています。これを守らないと、合図不履行違反となります。

ウインカーは、後続車や対向車に自分の動きを伝えるための重要なものです。ウインカーを出さずに車線変更や右左折をすると、後続車や対向車が自分の動きを予測できず、事故につながる危険性があります。

ウインカーを出さずに車線変更や右左折をする行為は、マナー違反ではなく、法律違反です。安全運転のためにも、ウインカーは必ず使用しましょう。

緊急車両が来てるのに譲らない

これは運転が下手とかいうレベルではないかも知れません。厳しい言い方をすれば、非常識極まりない行為だと言えます。

法律的にもマナー的にも道徳的にも、車を運転するのであれば守らないといけない事柄です。

道路交通法第40条では、緊急車両が近づいてきた場合は、道路の左側に寄せて進路を譲らなければならないと定められています。この規定に違反した場合は、反則金6,000円（普通車）の違反点数1点が科せられます。

また、緊急車両が来ているのに譲らなかったことで、緊急車両の進路を妨害したり、事故を起こしたりした場合は、より重い処罰が科せられる可能性があります。

なお、あまり知られていませんが、歩行者の立場に立った場合、消防車以外の緊急車両に対して道を譲る義務はありません。

つまり、パトカーや救急車、JAFのロードサービスカーやガスや電気などの社会インフラの維持に欠かせない作業車両はどんなに急いでいても一般車同様、歩行者優先の義務があるということです。

しかし、人命に関わる業務に携わっているケースが多くあるため、譲った方がよいでしょう。

ライトカットをする

ライトカットとは、夜間走行中に、合流などで前に入れてあげることを知らせるための合図として使用されていますが、単なる悪質な違法運転に他なりません。

この行為はサンキューハザードと並んでマナーだと思み込み、自分は気配りが出来る人間だ！と勘違いしている人がやりがちです。

常識で考えて、一時的にでも無灯火で走ることが危険かどうかは、まともな運転免許保持者なら容易に判断がつくと思います。それが分からないなら免許返納レベルの下手くそです。

番外編

番外編として、運転が下手な人の車には、運転席・助手席のウインドウにカーテンや日除けを付けていることがあります。これは、巻き込み確認や後方確認する気がないということです。

カーテンや日除けは、視界を遮ってしまいます。視界が悪いと、周囲の状況が把握できません。視界を確保することは運転の基本ですので、不要なものは外しましょう。

まとめ

以上、運転が下手な人の特徴について紹介しました。いかがでしたでしょうか？もし自分にも当てはまる点があれば、改善することをおすすめします。運転技術や知識は日々勉強することで向上します。安全で快適な運転を目指しましょう。

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