絶対に覚えたいPP調整法
グランツーリスモ7にはPP(パフォーマンスポイント)と呼ばれる車の数値を表す数値があります。
PP制限レースなどはPPが規定値よりオーバーするとレースに出場することすら出来ません。
出来るだけ制限ギリギリにしたほうが有利にレースすることが出来るので、調整のコツは必ず覚えて下さい。
そこで、アップデートによるバージョンの更新で性能調整でPPが改悪された場合などにPPを調整する方法を解説したいと思います。
PPが変動する要素
PPを変動させる要素には以下のようなものがあります。
- タイヤの種類選択
- エアロダイナミクスの数値
- コンピュータの出力調整
- 性能調整
- 過給器
- 給排気系
- ブレーキ
- ドライブトレイン
- エンジンチューン
- ボディーワーク(軽量化)
- ホイールのリム経・リム幅・オフセット
- カスタムパーツの選択
- ロールゲージ
車重や馬力に直接関係するところだけでなく、タイヤの張り出し加減や剛性でもPPが変化するのが分かります。以前は足回りのセッティングもPPを変動させる要素でしたが、Ver.1.25現在は足回りは要素から除外されています。
PP調整のコツ
せっかく自分でコツコツ調整したり、YouTubeやネットで公開されているセッティングを参考にしてもアップデートで改悪されて1とか2くらいPPがオーバーして、制限のあるレースに出られなくなるってことがよくあります。
そんな時に影響を最小限にしてPPだけを減らすようにする調整方法です。ここでいう影響を最小限にするとはラップタイムに極力、影響を与えない程度に。という意味です。
アンチラグシステム、クラッチ&フライホイールが付いていないか確認する
アンチラグシステム、クラッチ&フライホイールは効果が分かりにくいので外してもドライビングに大きな支障はありません。
ダウンフォースを見直す
フロントは数値を小さくするとPPが下がり、リアは数値を大きくするとPPが下がります。たまにその逆の車があるので気をつけましょう。数値が極端にフロント最小リア最大とかになると車のバランスがおかしくなるので適度に調整しましょう。
悩んだら数値の半分より少し多めに設定すると良いでしょう。一般的にリアはフロントより大きくする事が多いです。
バラスト・バラスト搭載位置を見直す
バラストとは重りのことです。車を重くすると運動性能は落ちますが、パワーを下げるよりはマシなのでこちらを優先します。この時注意したいのがセッティングシート左側の基本性能にある前後重量バランスをチェックしてください。60:40から40:60の間で極力50:50になるようにセッティングして下さい。
出来れば前後の数値の差が6以内(52:48もしくは48:52)以内に収めると走りやすくなります。
どんなに離れても数値の差は10以内に収めましょう。
(55:45もしくは45:55)
ただ、FFだけは別で70:30を目安にセッティングします。これは加速時にリアに荷重が移ってしまうので、トラクションを確保するために行います。
【SBIホールディングスの自動車保険比較サイト】
カスタムパーツを見直す
カスタムパーツを標準にするとPPが下がります。特にタイプBは上昇値が大きいので調整効果が大きいです。
ただし、外すと空力が減って車が不安定になることがあるのでフロントとリアウイングは極力付けておいたほうが良いです。特にリアウイングは速く走るためには必須と言っても良いかもしれません。
次にブレーキを見直す
ブレーキシステムやパッドがレーシングだったらスポーツまたはノーマルにダウングレードして下さい。制動性能はブレーキというよりタイヤの性能に左右されるところが大きいです。
最後の最後にエンジンパワーに手を付ける
エンジンパワーをイジるのは1番影響を受けるので最後の手段です。エンジンパワーを下げるにはコンピュータの出力調整かパワーリストリクターの調整です。これはどちらで行っても構いません。
手っ取り早くエンジンパワーを上げたかったら、タイヤのグレードを下げると大幅にPPが下がるのでオススメです。
例えば、スポーツソフトで280馬力の車があったとして、シンプルなコースだからパワーを上げたいとなったらタイヤをスポーツソフトからコンフォートソフトやコンフォートハードにダウングレードして上げると、PPを増やすこと無くパワーアップさせることが出来ます。
PPはタイヤ・パワー・車重のバランスが重要で、車の速さや走りやすさに直結します。
まとめ
PP調整法は覚えていて損はありません。どの数値をそれだけ変化させればいいかを理解できれば、まっさらな状態からのセッティングをする際にも役立ちます。
特に東京エクスプレスウェイWTC600などの金策/お金稼ぎレースなどではアップデートの度に必ずと行っていいほど必要になってくるので是非覚えて下さい。YouTubeでは動画で解説しているのでよろしければご覧ください。
【イベントレース一覧】
【収録コース一覧】
【収録自動車メーカー一覧】
【楽天カード】
JAF
コメント