ドライビング編

グランツーリスモを始めてみたけど、車にまだ詳しくないという方のために必要最低限知っておきたい専門用語を簡単に説明したいと思います。
今回はドライビング編です。車をドライブしている時の挙動などに関する用語を解説します。
最低限知っておいて欲しい用語を厳選しています。他にも沢山覚えることはありますが、初心者の方はここで解説している言葉を知っていれば大丈夫です。
アンダーステア

コーナリング中に運転者の意図に反して車が外側に流れていく現象。4WD車やFF車は構造的にアンダーになりやすい傾向にあります。
市販車は誰でも安全に運転できるように弱アンダーステアになるように設定されています。
セッティングで解消したい場合はフロントの固有振動数をリアより固くするか、キャンバー角をネガティブ側に大きくする。もしくはスタビライザーをフロント側を固くすると抑えられる場合があります。
レーシングドライバーやラリーストなどのプロのドライバーにとってはコントロールできないアンダーステアよりも、コントロールできるオーバーステアの方が安全な場合もあります。
オーバーステア

アンダーステアとは逆で車が運転者の意図に反してコーナーの内側に巻き込もうとする現象。
技術があればアンダーステアよりコントロールがし易いと言われてるが、オーバーステアが強くなるとスピンに繋がります。
セッティングで解消する際はリアのバネレートをフロントより固くするか、スタビライザーをリアを固めに設定するといいです。
トラクション

簡単に言えば車を前に進める力。
セッティングを間違ったりして上手く駆動が伝わらない時などには、

トラクションが無い
といった使い方をします。
車の性能を計る数値の一つでカタログなどにも「トルク」として記載さている。単位はグランツーリスモではkgfmで表されているが、現在の主流はN.m(ニュートン・メートル)で表されている。
数値が大きいほど加速力が強いということになる。
【人気記事】
スピン

強いオーバーステアにより車が回転し制御不能状態に陥ること。コーナーの出口でアクセルを強く踏みすぎる事によるパワースライドでスピンすることもある。
一般的な市販車は雪や雨などの悪天候時でない限り普通に走ればスピンすることはありません。
ドリフト

もともとは、ラリー競技で速くコーナーをクリアするために生まれた走法で、意図的に軽いオーバーステアを作り出し車をコントロールしていく難易度の高いテクニック。
どの駆動方式でもドリフトは可能だが、後輪駆動車や全輪駆動車が圧倒的に多い。
近年では速く走るためではない魅せるドリフトの大会などもあり、ドリフトを経験しているレーシングドライバーも多い。
ドリフトを覚えることでダートのレースでも速く走ることが出来ます!
カウンターステア

スピンを回避するためにステアリングを反対に切るドライビングテクニック。実車ではほぼ使うことがないため、ゲームではとっさに出来るようにしたい。

カウンターを当てる
と言った感じで使います。
ドリフトに必須の技術だが4WD注意が必要で、カウンターを当てたままアクセルを開けるとステアリングを切った方向に車がすっ飛んでいきます。
ホイールスピン

ハイパワーな車でアクセルを強く踏むと駆動輪がグリップの許容範囲を越え空転してしまうこと。
無駄な燃料を使いますし、タイムを落とす原因になるのでレースでは避けたい現象です。雨などの場合はトラクションコントロールシステム(TCS)を使用すれば安全に速く走ることが出来ます。
悪路や悪天候時にマンホールや側溝の蓋などの滑りやすいものを踏んだ状態だと、一般的な市販車でも起こりうる現象。
ブレーキロック

ゲームでもABS(アンチロック・ブレーキ・システム)をオフにしたり弱にしてたりすると起きる現象で、タイヤの回転を止めても車は前に進んでしまうので車のコントロールが出来ずに非常に危険な状態になります。
というか、全く止まりません!
某現役F1パイロット(ワールドチャンピオン獲得経験あり)はABS装着の市販車でABSを使うフルブレーキングと、使わないフルブレーキングを使い分けられるらしいです。
F1パイロットの技術の凄さがわかるエピソードですね。
レースでもABSは標準にしておきましょう!
ピッチング

アクセルを踏むとリアが沈んでフロントが浮く。
ブレーキをかけるとフロントが沈んでリアが浮く状態のこと。
前後の車体の姿勢変化のことで、この状態で旋回するとロールという状態になります。
ヨー

車を前方または後方から見た時に左右に傾く状態のことです。
MITSUBISHIのAYC (アクティブ・ヨー・コントロール)はこのヨーを制御するための装置
ローリング(ロール)

荷重移動の一種。
ヨーの状態で車が旋回しねじりの運動が加わった状態。アクセフオフ時の右コーナーだと左フロントに1番重さがかかり右のリアタイヤに1番重さがかからない。
ロールバーやスタビライザーで制御します。
山道や峠などでもはロールを意識して滑らかにして走ることによって
同乗者の車酔いの軽減などにつながります。
【イベントレース一覧】
【収録コース一覧】
【収録自動車メーカー一覧】
【楽天カード】
JAF
コメント